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京大アメフト部出身、オールジャパン4度選出の組織変革コンサルタントが見つけた 仕事でもスポーツでも成長し続ける人の「壁をうち破る方法」:安澤武郎氏著

壁をうち破る方法

安澤武郎さんの著書
『京大アメフト部出身、オールジャパン4度選出の組織変革コンサルタントが見つけた仕事でもスポーツでも成長し続ける人の「壁をうち破る方法」』
を拝読致しました。
タイトルからも分かりますが、安澤さんは、アメフトでもコンサルとしても、様々な壁を乗り越え圧倒的な成果を上げてきた、まさに文武両道を体現したような方ですね。


そんな安澤さんが、ご自身の経験から得た知見と科学的な根拠を交えながら
スポーツでもビジネスでも通じるような壁(挫折)の乗り越え方を著したのが本書です。

「壁を乗り越えるコツ」は、スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも共通だったのです。


単なる根性論ではなく「考え方」「仕組み」「行動」の三つのポイントに着目しながら、
様々な方法論が簡潔にまとめられているので、納得しながらサクサク読み進めることができます。

 

最初にやるべきことだけを、具体的に決めてしまいましょう。
「いつ」と「何をする」だけ。まずはそれを決めて、やってみればいいのです。


多くのビジネス書は、いかにモチベーションを高めるか、という話に終始しています。
そうすると、読み終わった時に「よしやる気が出てきたぞ!さあ何をしよう?まぁ明日考えよう。」となってしまい、
結局自分の気持ち以外は何も変わりません。
その点、本書ではやる気を高めた後、明日から、いや今この瞬間から始められる具体的な方法論が満載です。

例えば、
・仕事の意図を30秒で説明できるようにする
・魅力的な肩書を自分に与える(自分の目指すポジションを表す形容詞をつけるなど)
・スキルメモをつける
などなど…全部で59個もの方法論がまとめられています。

どれも具体的かつ簡潔なので、すぐに始められますし、一度に全部を実践する必要も無く、気になった方法から気軽に試してみることができます。

本書を読んで、1つでも2つでも「やってみよう」ということがあれば、それは、最初の一歩を踏み出したということです。
あなたには、「常識の壁」を超え、成長していく力があります。


 本書は、当サイトでもキャンペーンページを設けていますので、そちらもご覧ください。
「壁をうち破る方法」キャンペーンページ
現在、本書を購入していただいた読者様だけに
実行力を左右する「判断」と「決断」の違い~特典動画豪華3本!をプレゼント中!

書評:「Chikirinの日記」の育て方~

chikiちきりんさん初の電子書籍『「Chikirinの日記」の育て方』を読みました。
なんとご自身で電子書籍を作ったとのこと。
表紙(というかイメージ画像?)は工作のような手作り感満載のものです。笑

 
 

 

Chikirinの日記の記録
 
この本は人気ブログを作るためのテクニック本、というわけではなく
「Chikirinの日記」はこんな風にはじまって、こんな感じで更新していったよー
こんなこと考えながら運営してきたよー、というこれまでの記録。

「Chikirin」の舞台裏を綴る歴史読み物として

ですがゆるい文章に鋭い考察があり、最近のブログとは根本的に違うということが理解できます。
「独自ドメインが必要な意味がわからない」など、ネットに慣れたブロガーは新鮮な視点を得ることでしょう。

価値を与え続けたブログ
 
人は何かを与えれば、見返りが返ってくることを期待します。
多くのブロガーも、価値のある記事を対価に広告料や何かのプロモーションができることを期待しています。
ですが「Chikirinの日記」は読者にとってのブログの価値を高めることだけに没頭しました。
泥団子をツルツルに磨くように、もう夢中。

「Own Media を育てる」
—収益化ではなく、その場所の価値をできるだけ上げていくことを目標に–

ブログのようにコンテンツで勝負していく場合、とにかく「継続」することが鍵となります。
ブログで記事を書き続けることは想像以上に難しく、更新が止まっているブログも多く見受けられます。

ちきりんさん曰く「紙で20年日記を書いてきた」というのだから、特に見返りを求める姿勢はありません。ブログはその延長です。
このようなブログを育てるためには、文章とか思考を書くのが本当に好きな人、または尋常ではない精神力を持っている人、
どちらかの適性が必要ではないでしょうか。

この本はこういう人におすすめ!
 
・思考に触れるのが好きな人!(ブログ運営でどんなことを考えてきたのか綴られています。)
・ちきりんさんのファン!
・これからブログをはじめようと思っている人!(必要な記事の量、質が分かります。)

書評:ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ「稼ぐが勝ち」など過激なタイトルの書籍が多いイメージがありますが

今回の著書はとても柔らかい雰囲気ですね。
出所後初の書き下ろしとなる本著、どのような内容なのでしょうか。
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0章 それでも僕は働きたい
1章 働くなさい、と母は言った 仕事との出会い
2章 仕事を選び、自分を選ぶ 迷い、そして選択
3章 カネのために働くのか? 「もらう」から「稼ぐ」へ
4章 自立の先にあるつながり  孤独と向き合う強さ
5章 僕が働くほんとうの理由 未来には希望しかない
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「ゼロ」は堀江さんの生い立ちから始まり、中学高校大学そして社会人になっていくまでの
様々な経験が語られていきます。
ライブドアに関する部分は詳しく書かれていません。
書かれているのはそれぞれのライフステージでどんな教訓を得て、
どのような考え方をしてきたのか、ということです。
それらの経験を語りながら繰り返し次のことを述べています。

掛け算ではなく足し算、小さなイチを足していく。

普通の子だった堀江さんが、ここまで来れたのは小さな経験を積み重ねて「イチ」を足していったから。
これが本著の大きなテーマです。
何も特別なものを持って生まれたわけではなく、小さなチャンスを一つ一つ掴み取っていった。
その積み重ねで今の自分がある、ということです。

凄いと感じたのは「努力を努力だと思っていないこと」
この本を読んだだけでも分かるように堀江さんは尋常ではない努力をしています。
しかし、本人はそれを努力と感じていない。


努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。なにもかも忘れるくらいに没頭すること。」
と言います。


目的のための手段、とよく言いますがその手段にハマっちゃうのが一番手っ取り早いということですね。
圧倒的な成果を出せる人は、こういう状態になれる人が多いんじゃないかと思います。




「悩む」と「考える」の間には、決定的な違いがある。

「ゼロ」を読んでも分かる通り、彼は思考を止めずひたすら考えつづけてきました。
シンプルな決断を素早く行うために感情を除いて、理性で決断することに努めてきたという。

—-決断できなければ、いつまでもこの場に留まり、「このまま」の人生を送るしかない。—–

目の前の出来事を自分の頭で考えないと、
言われたことを不平不満を言いながらやるだけの人間になってしまいます。
「このまま」の人生では良いように使われて損をし続けてしまう。
思考をして会社や組織から自立した人間になろう、ということを伝えています。

しかし旅館の朝食はなんでご飯と焼魚なのだろう、ということも考える堀江さんは凄いと思いますが、、、、



本著では、ヒッチハイクをしまくった話やプライベートや異性関係についてなど
さまざまなエピソードが語られています。
その全てが積み重ねた「イチ」でありそれぞれの経験から
何か教訓を得ています。
そこが堀江さんの凄いところではないでしょうか。
時代の寵児となった堀江貴文がどうやって形作られていったのか
それが赤裸々に語られているのがこの「ゼロ」でした。